2019.12.18 投球時の手のひらの筋活動計測 早大が世界で初めて成功 新しいウエアラブル筋電計測デバイス

 早稲田大学は、「切り紙」から着想を得た伸縮配線と「電子ナノ絆創膏(ばんそうこう)」を組み合わせた新しいウエアラブル筋電計測デバイスを開発。同デバイスを使って、野球のピッチャーの投球時に手のひらの筋肉がどのように活動しているかの計測(表面筋電図計測)に世界で初めて成功した。

 研究グループはこれまで、皮膚に貼り付けるだけで表面筋電図を計測できる極薄電極電子ナノ絆創膏を開発し、ヘルスケア・スポーツ科学への応用を目指してきた。電気を...  (つづく)