2022.03.22 3連休の量販店 新生活用品が好調地震で壊れた家電の買い替えも

新生活用品を品定めする来店客(上新電機高槻店)

 19~21日の3連休、各地の家電量販店では新生活に向けた需要が本格化し、お得なセット販売が好調に動いた。ただ東北地方では16日夜に発生した地震の被害により、壊れた家電の買い替えや災害対策商品の購入に訪れた人も多かった。

 ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)は家族連れなどで混雑し、新生活のスタートに合わせた買い物や、地震で壊れた家電品の購入が目立った。テレビやレンジなどの調理家電のほか、乾電池、懐中電灯、モバイルバッテリー、ラジオなど今後に備える動きも見られた。

 ビックカメラ池袋本店(東京都豊島区)は、連休の3日間「新生活応援セール」を開催。エアコンなど大型白物家電のほか、テレビやパソコンなどの商品の売り出しを行い、多くの来店客でにぎわった。

 上新電機高槻店(大阪府高槻市)は、冷蔵庫や省エネ・節電タイプのエアコンが好調だった前週末の流れを受けて、3連休も引き続きエアコンが動いた。新入学需要を背景にパソコンや小型の冷蔵庫、洗濯機、レンジ、クリーナーなども動いているという。
(23日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)