2022.03.25 【関西エレクトロニクス産業特集】ヘルスケア企業と大学の取り組みが活発化

ビードットメディカルは世界最小クラスの陽子線がん治療装置の実用化に向け、近く阪大で原理実証実験に着手する

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 関西エリアで、企業と大学との取り組みが活発化している。独自の光触媒技術を活用した空間除菌脱臭機が好調なカルテック(大阪市中央区)は、同技術の新型コロナウイルスへの有効性を2020年に発表するなど、コロナ禍で話題を呼んだ。

 同技術のさまざまな可能性を探る同社は、将来的にはエネルギー分野への進出を目指し、京都大学とともに21年秋からは、水から水素を取り出す研究に向けた検討に着手している。

 島津製作所と京大は...  (つづく)