2022.03.25 「第1回 日本観光ショーケースin大阪・関西」開幕大阪が日本全国の観光地の魅力を発信

日本観光ショーケース開催

会場会場

地元の英雄をアピール(おかやま観光コンベンション協会のブース)地元の英雄をアピール(おかやま観光コンベンション協会のブース)

最新のIT技術も紹介(三菱電機のブースで。しゃべり描きアプリの実演)最新のIT技術も紹介(三菱電機のブースで。しゃべり描きアプリの実演)

 旅の力で日本を元気づけようと、大阪市のインテックス大阪で「第1回 日本観光ショーケースin大阪・関西」(主催=「日本観光ショーケースin大阪・関西」実行委員会/特別協力=大阪観光局)が25日から始まった。27日まで3日間開催される。

 コロナ禍で観光産業も打撃を受けたが、蔓延防止措置も解除され、3回目のワクチン接種も進むなか、いよいよ観光産業にも回復への明るい兆しが見え始めている。

 また、2025年に大阪・関西万博の開催が決まっており、日本の新しいゲートウエイとして発展が見込まれ、大阪が日本全国の観光地の魅力を発信する「ショーケース」となり、各地に送客する「ハブ」となる役割も期待されている。

 こうした中、今回大阪観光局をはじめ大阪・関西の行政、経済界、観光業界挙げて「観光復活の起爆剤」にと、展示会が企画された。

 当日の出展は約180社・団体に及び、自治体、観光団体(観光協会)をはじめ、パナソニック、三菱電機といった大手企業まで多彩な出展者が、地元のアピールや自社の観光に関わる技術・製品/システムを紹介した。

 初日(25日)はビジネスデーとして旅行会社をはじめ、ワーケーションやインセンティブ旅行先を探す企業の総務・人事部関係者や、コロナ禍を受けて新しい修学旅行先を検討する全国の学校・教育関係者を集客。2日目、3日目は一般来場者に公開する。

 会場では、主催者企画としてご当地グルメキッチンカーも用意、「鹿児島県産黒豚餃子」「仙台牛タン塩焼きそば」など人気メニューが充実、抹茶スイーツなどデザートも用意されている。

 また最新のAR、VR技術を駆使した宇宙旅行体験エリアもあり、旅関連の情報が充実し、いろいろ楽しめる会場づくりとなっている。入場は無料。