SF映画「スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け」の劇場公開に合わせて、同作の世界観にちなんだ特別塗装機を運航する全日本空輸（ANA）は20日、羽田空港で記念イベントを開いた。

R2-D2をモチーフにした特別塗装機

　国際線と国内線の両ターミナルに登場した特別塗装の2機は、それぞれ劇中に登場するキャラクター「R2-D2」と「C-3PO」がモチーフ。両者は77年の第1作から登場しているシリーズきっての人気者で、劇中で「ドロイド」と呼ばれるロボットの一種だ。イベントに際して、同社は搭乗口の前に特別塗装機の模型を展示。模型には出演者のサインも入っている。

出演者サインが入った模型

　小道具を手にしたフライト前の搭乗客は、模型を前に写真撮影を楽しんだほか、映画とタイアップした記念品を受け取った。会社役員の清水盛幸さん（54）は第1作からのファンだという。「子育てが一段落し、夫婦でパリ旅行に向かう記念フライト。二重にうれしい」と話し、笑顔を見せた。

模型の前で記念撮影を楽しむ搭乗客

　特別塗装機は「親しみのあるキャラクター」（ANA広報）で顧客との接点をつくる取り組み。イベントだけではなく、オリジナルグッズが当たるキャンペーンも実施中だ。

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