2022.03.29 AIと犯罪心理学が融合富士通・東洋大・尼崎市、特殊詐欺防止へ日本初の共同研究

 還付金詐欺など後を絶たない特殊詐欺の未然防止に向け、富士通と東洋大学、兵庫県尼崎市は、人工知能(AI)と犯罪心理学を組み合わせた技術を活用し、被害者の判断力低下などの心理状態を推定してリスクを可視化する日本初の共同研究を始めた。30、31の両日には1回目の実証実験を同市役所で行い、特殊詐欺を高精度に検知するAIモデルの構築を目指す。

 警察庁のまとめによると、2021年の全国の特殊詐欺認知件数は、前年比911件増の1万4461...  (つづく)