2022.03.30 台湾TSMCなどファウンドリーの影響は限定的中国・上海のロックダウン

 新型コロナウイルスの感染が拡大している中国・上海市が、28日から2段階で事実上のロックダウン(都市封鎖)に入ったことで、同市に製造拠点を持つ半導体企業の動向に注目が集まっている。

 ファウンドリー世界最大手の台湾TSMCは上海市南西部に位置する松江区に8インチファブを有する。台湾メディアによると現在のところ、同工場ではロックダウンによる影響は出ていない。

 TSMCの8インチファブは計6カ所にあり、仮に松江...  (つづく)