2022.03.30 事務機大手、事業ポートフォリオ転換加速中長期を視野に戦略再構築

環境性能を高めた複合機などが人気

 事務機大手が、事業ポートフォリオの転換を加速させている。各社では2025年度までの中期、さらには30年度までの長期を視野に、戦略の再構築を推進。22年度を中長期計画実現の要と位置付ける。リコーは25年度までに5000億円の成長投資を実施。セイコーエプソンは、国内に続き23年度までに海外の製造拠点でも再生可能エネルギーへ転換する。

 リコーは21年度に第20次中期経営計画をスタート、同時に五つのビジネスユニット(BU)から成るカ...  (つづく)