2019.12.26 119番通報の緊急度判定を支援 京都橘大と日立 AI活用し共同研究

 京都橘大学と日立製作所は、119番通報を受信する通信指令員向けに、AI(人工知能)を活用して傷病者の緊急度の判定を支援するシステムの共同研究を開始。豊中市消防局の協力を得て、119番通報時の聴取内容を活用し、AIによる予測モデルを構築していく。年齢や性別、症状、既往歴といった通報時の聴取内容から、リアルタイムに緊急度と病名を予測するシステムの検討・開発に取り組む。

 京都橘大学は、緊急度判定プロトコルの精度向上に関する研究を進...  (つづく)