2022.04.26 世界最小サイズの発光酵素開発島津と東工大

島津製作所基盤技術研究所バイオインダストリーユニットの開発メンバー(右から 叶井正樹ユニット長、大室有紀バイオグループ主任、松井勇人バイオグループ長)

 島津製作所は25日、東京工業大学と共同で世界最小サイズの発光酵素「picALuc(ピカルック)」を開発したと発表した。

 ライフサイエンス分野の基礎研究から新薬候補物質の探索(創薬スクリーニング)や診断、検査まで幅広い用途が期待されている発光酵素を実用可能な世界最小サイズの分子量13kDa(キロダルトン)まで削りながら、カイアシ類由来発光酵素(21kDa)の世界最高レベルに近い明るさの確保に成功した。

 ま...  (つづく)