2022.04.27 東大、睡眠パターン16分類に成功ウエアラブルデバイス活用

ウエアラブルデバイスの例(提供=東大)

 腕時計型のウエアラブルデバイスを活用し、着けている人の睡眠を分析して、睡眠のパターンを16に分類することに東京大学の研究者らが成功した。また、睡眠障害との関係が疑われるパターンも見いだした。簡便で正確な睡眠診断につながり、睡眠健診の実現や睡眠障害の診断、新しい治療法の開発に役立つと期待される。

 近年、生活習慣の多様化に伴い、睡眠に不満・不安を覚える人が世界的に増えている。睡眠を簡便に測定して各人の睡眠パターンを定量的に理解す...  (つづく)