韓国サムスン電子が28日発表した2022年1～3月（第1四半期）決算は、売上高が前年同期比19%増の77兆7800億ウォン（約7兆9000億円）となり3・四半期連続で過去最高を更新した。営業利益は同51%増の14兆1200億ウォンで、同期としては2018年以来の高水準となった。

　中核の半導体メモリー事業が、サーバー向け需要の伸びに支えられ前年同期比39%の増収を記録。2月に発売したフラッグシップスマートフォン新機種「ギャラクシーS22ウルトラ」の販売も好調だった。

　サーバー向けメモリー需要は今後も堅調に推移すると予想。一方で部品不足が続いており、解消のタイミングを注視していく必要があると同社は述べた。

（29日付電波新聞／電波デジタルで詳報します）