2022.04.29 【電波時評】メタバースが医療進出、広がる仮想空間
日本IBMと順天堂大学が、インターネット上の仮想空間「メタバース」を医療分野で活用するための共同研究に乗り出した。メタバース上に病院をつくり、患者は分身となる「アバター」を操って仮想空間で治療を疑似体験する。
例えば歩行障害のあるパーキンソン病患者のアバターが仮想空間で元気に歩く自分の姿を見て、歩くイメージを脳に覚え込ませ、歩行の改善につながるかを検証しようという取り組みだ。当面はうつ病などの精神疾患や、認知症患者の脳トレー... (つづく)