2022.05.25 【次世代自動車用部品・材料特集】「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」パシフィコ橫浜 3年ぶりリアルできょう開幕
人とくるまのテクノロジー展2022公式サイト
自動車関連技術の専門展示会「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」がきょう25日、横浜市西区のパシフィコ横浜・展示ホールで開幕する。主催は自動車技術会。3年ぶりのリアル開催となる今回は、パシフィコ横浜でのリアル展示と、オンライン展のハイブリッド形式で実施される。
日本を代表する車両メーカーやTier1、車載用部品・材料メーカー、製造装置や計測器メーカーなどが一堂に出展し、最新の製品・技術を披露する。
人とくるまのテクノロジー展 YOKOHAMAは、1992年にスタートし、これまで毎年5月にパシフィコ横浜で開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2020年、21年は中止となった(21年はオンライン展のみ開催)。今年は3年ぶりの実地開催となり、リアル開催としては29回目となる。
今年の展示規模は、484社/団体(1055小間)。オンラインのみの出展企業は27社。会期は、リアル展は5月25日から27日までの3日間、オンライン展は5月25日から31日までの7日間。同展示会がリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催されるのは今年が初めて。主催者発表によると、横浜会場の来場者数は、3日間合計で5万人を見込む。
同展示会のコンセプトは、「将来の車社会を展望する技術展」。車両メーカーや車載電装機器メーカーをはじめ、電子部品、素材、計測器、商社、CASEソリューションサービスなどさまざまな企業が出展し、自動車に関わる最新の製品・技術やソリューションを紹介する。出展内容は、「ワールドプレミア(世界初)」が3件、「ジャパンプレミア(日本初)」が17件などが計画されている。
今年6月下旬開催予定の「人とくるまのテクノロジー展 NAGOYA」(ポートメッセなごや〈名古屋市港区〉)を含む今年の「人とくるまのテクノロジー展」の共通開催テーマは、「熱い思いで切り拓こう! カーボンニュートラルへの道」。
特に前半の横浜展示会は、将来の車社会を展望する技術展と位置付け、「新たな脱炭素技術が照らすカーボンニュートラルへの道」をテーマに開催する。日本の電源構成を出発点に再生可能エネルギー技術に着目した展示を構成する。
展示会2日目の5月26日には、パシフィコ横浜会議センター1階メインホールにて、東京電力ホールディングスの姉川尚史氏を講師に、「業界を超えたイノベーションで気候変動に挑む」と題したキーノート・アドレスが実施される。