2022.05.27 走行中のEVに無線給電 世界初 電界結合方式で富士ウェーブなど5者が山梨で実証実験
無線給電実証実験の連携協定に調印した富士ウェーブの溝内代表取締役、富士山の銘水の粟井英朗社長、山梨県の長崎知事、甲斐市の保坂武市長、日本航空学園の梅澤重雄理事長(左から)=25日、東京都千代田区
道路と車体に設置した金属板から走行中にワイヤレス(無線)で充電する「電界結合方式」による電気自動車(EV)給電の実証実験が、6月から山梨県で本格的にスタートする。無線給電を手掛ける地元企業や県など産官学連携の取り組みで、電界結合方式による実証実験は世界初という。2027年の社会実装を目指し、安全性やコストの検証を行う。EVの普及には充電スタンドの少なさや航続距離が足かせとなっており、課題解決につながる技術として期待を集めそうだ。
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