2022.06.22 独BASF、中国で車載用電池材料生産拡大正極材、年産10万㌧めざす

BSBMの長沙工場

 ドイツの化学材料メーカーBASFは、中国での車載用電池材料の生産を拡大する。現地での合弁会社の2工場に最新生産設備を導入、電池に使用される正極材(CAM)の年産規模10万トンをめざす。投資額は公表していない。

 生産を強化するのは同社が中国の電池材料メーカー「杉杉」(Shan Shan)と昨年設立した合弁会社「BASF杉杉電池材料」(BSBM)。BASFが51%、杉杉49%の出資比率でBASFが過半数株を保有している。

...  (つづく)