2022.06.28 【複合機&プリンターソリューション特集】富士フイルム ビジネスイノベーション「アペオス」シリーズを拡充、クラウド連携など強化

ApeosPort C2360

 富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、新ブランド「Apeos(アペオス)」シリーズのラインアップを拡充するとともに、働き方改革、デジタルトランスフォーメーション(DX)に対応したクラウドサービス連携、電子化などの文書管理ソリューションを強化している。

 同社は昨年4月の新体制移行と同時に新ブランドApeosシリーズを発売した。

 されに今年2月、コンパクトながら高画質で、テレワークなど多様な働き方を支援するA3デジタルカラー・モノクロの複合機、コンパクトで高速プリントを実現するA4カラー・モノクロ複合機/プリンターを投入し、A3、A4、低速から中・高速まで幅広くラインアップをそろえた。この一年、販売も順調だ。

 「テレワークが継続する一方、オフィス回帰も進み、市場は回復傾向にある。お客さまのDXに対する本気度を感じる。市場の変化を捉えた商品戦略を強化している」と話すのは川崎有道エンタープライズドキュメントソリューション事業本部事業企画管理部マーケティンググループ長だ。

 新ブランドApeosシリーズは、特に「ユーザビリティー、セキュリティー、クラウドサービスを強化」(同)している。場所や時間にとらわれない多様な働き方を支援するとともに、高いセキュリティーが求められる米国セキュリティー対応基準のNISTに準拠する。

 ソリューションでは、紙の電子化、文書管理、さらにクラウドサービスとの連携を強化。「システムだけでなく、業務ノウハウの強みを生かし、お客さまのDXを支援している」と佐藤禎洋同本部ソリューション推進部ソリューション企画グループ統括グループ長は説明する。

 文書管理ソフトウエア「ArcSuite」「DocuShare」、クラウドサービス「Working Folder」の3商品は先頃、日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の、スキャナー保存ソフト、電子取引ソフト、電子書類ソフトの法的要件認証を取得した。ドキュメントハンドリングソフト「DocuWorks」との連携を強化している。

 クラウドサービスでは、複合機Apeosとの連携型クラウドサービス「Apeos Cloud Connector」の提供を開始。複合機をポータルとして活用し、各種クラウドサービスとの連携を実現する。

 富士フイルムビジネスイノベーションジャパンでは、中堅・中小企業を支援するソリューション「Bridge DX Library」の提供を始めた。第1弾として業種・業務別の計20種のソリューションを用意。順次ラインアップを拡充していく。

 同社では、5月下旬から7月下旬まで、全国7カ所で「Bridge for Innovation 2022」を開催している。宮山昌一販売推進部部長は「各会場とも計画を上回る盛況で、DXやセキュリティーへの関心が高い。市場環境も好転してきている」と期待感を示す。