2022.07.07 【電波時評】デジタル化で製造業の省人化が急務

 15歳以上の就業者と完全失業者(求職者)を合わせた「労働力人口」は2021年平均で6860万人と前年に比べ8万人減少した(総務省統計局「21年労働力調査年報」)。

 近年、労働力人口は増加傾向にあったが、コロナ禍の20年以後、2年連続の減少となった。感染拡大への警戒や先行き懸念、経営状況の悪化から業種によっては求人を見合わせる企業も多い。

 ただ、1日発表の最新調査(22年5月)で就業者数が前年同月比で17...  (つづく)