2022.07.08 超小型衛星用フェーズドアレイ無線機を東工大が開発コンステレーションなどに貢献

試作したKa帯フェーズドアレイ無線機およびIC

 東京工業大学は、6G時代の低軌道衛星コンステレーションに利用可能な超小型衛星搭載用Ka帯のフェーズドアレイ無線機を開発したと発表した。また、衛星通信における右旋・左旋の両円偏波を同時に利用したKa帯高速通信を、CMOSフェーズドアレイICを用いて世界で初めて実現した。

 衛星コンステレーションで必要とされる大量の超小型衛星の量産化やコスト低減に寄与する。6G時代の低軌道衛星コンステレーションを利用した超広域・高速衛星通信網や、...  (つづく)