2022.07.15 ビックカメラ、接客のプロ育成する人事制度「くらし応援マイスター制度」導入

「くらし応援マイスター制度」について話す岩見執行役員

 ビックカメラが、多様な考えを持つ従業員の働き方の後押しを狙い、接客を軸とした新たな人事制度「くらし応援マイスター制度」を9月に導入する。同社では従業員の約8割が店舗に所属する半面、店長などの管理職は150~200人程度しかいない。新たな人事制度では、管理職を目指す従来型キャリアパスではなく、売り場の最前線で働きながら、店長と同等クラスの収入が得られる「接客のプロ」育成を図る。

 マイスターは、家電を総合的に提案できるコンシェル...  (つづく)