2022.07.26 【電波時評】次世代に向けた産学連携が動き出す

 次世代に向けた産学連携が進み出した。6日にキックオフした京セラと九州大学の連携は、20年後の未来社会に必要な製品、サービスの実用化を目指し、医療・ヘルスケアと環境・エネルギーを共創テーマに決めて共同研究や人材交流を始める。

 5年、10年先を見据えた産学連携は多々あるが、20年先の社会課題を探求し、連携成果を2040年に社会実装しようという産学連携は聞かない。京セラは培った技術を強みに、気候変動対策、医療の労働力不足の解消、医...  (つづく)