2022.07.28 【ケーブル技術ショー特集】 ケーブルコンベンション、3年ぶりリアル開催ケーブル技術ショー、地域DX関連など披露
昨年のケーブル技術ショーの様子
ケーブルテレビ業界の総合コンベンション「ケーブルコンベンション2022」と関連イベント「ケーブル技術ショー2022(技術展示会)」がきょう28日から2日間にわたり、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催する。日本CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会の3団体が共催。両イベントは現在の形態に移行してから今年で10周年を迎える。
ケーブル技術ショーは今年も技術展示会(会場)とオンラインを融合した「ハイブリッド型展示会」として、それぞれの良さをうまく組み合わせて、相乗効果の創出が期待される。
3年ぶりのリアル開催となる今年のケーブルコンベンションは、ケーブルテレビが地域DXの担い手として、地域の課題解決に取り組み、地域とともに成長していく思いを込めて、「Jump! for Our Society~地域とともに、光ある未来へ飛び立とう~」がテーマ。ケーブルテレビ業界のこれからを担う若手社員7人から2030未来への提言の発表やDX時代のサイバーセキュリティー対策などのセミナーが充実している。
ケーブル技術ショーは、昨年同様に技術展示会(会場)とオンラインを融合した「ハイブリッド型展示会」として、それぞれの良さをうまく組み合わせて、相乗効果の創出が期待される。
今年は「The future starts today! ~地域を活かす、未来をつくる、ケーブル原動力~」をコンセプトに、ケーブル業界全体の活性化を目指している。
会場では、ケーブルテレビ業界全体が目指す2030年の地域DXビジネスに向けて、今年から「地域DX」ゾーンが新設され、地域DX関連技術・サービス・ソリューション・コンテンツ・事例など、新たな価値創造を目指す地域DXソリューションが披露される。そのほか、トータルソリューションゾーン(プラットフォーム、4K・8K、ローカル5Gトータルソリューション、FTTHソリューション、STBソリューション、ハイブリッドキャスト、統合管理システムなど)、テクノロジーゾーン(ヘッドエンド系、受信端末系、伝送系、ソフト、制作系、CPS/IoT、部品など、ケーブル技術の最前線が見える製品・技術・サービスなど)で構成されている。
主催者テーマ展示コーナー・主催者企画ブースでは、映像配信、運用保守、サービスに関する次世代ケーブル技術の紹介や、放送・通信連携サービス、新4K8K衛星放送受信技術関連、ケーブルテレビ網の無電柱化への対応、ローカル5Gの取り組みや地域DXの実証事例の紹介など、ケーブル技術の最新動向が紹介される。
ケーブル技術業界の最前線が分かる「技術セミナー」も同時開催する。