パナソニック コネクトは、ハイブリッドワークを支援する360度カメラスピーカーフォン「PressIT360 TY-CSP1」を8月から法人向けに販売する。

　近年、「働く」を取り巻く環境は急激な変化とともに、リモートワーク環境の整備が劇的に進む一方、生産性の低下やコミュニケーションの難しさが課題として出てきている。

　同社は、こうした課題解決ソリューションとして、同新製品を提案。360度を伝えるカメラ、スピーカー、マイク一体型の端末一つで臨場感ある会議を実現する。

　これまでのモノづくりで培ってきた業務用ディスプレー・プロジェクターの映像表示技術、放送・業務用カメラの撮影技術、業務用マイク・スピーカーの音響技術に加え、ワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」のシンプルな操作性とデザインのノウハウを融合させて実現した。

　同社メディアエンターテインメント事業部ビジュアル国内マーケティング部の青山直樹部長は「この製品を通して、オフィスで働く人、リモートで働く人、すべての人のコミュニケーションの価値を高めることを約束する。また、今後市場の10%程度のシェア獲得を目指したい」と語った。