2020.01.08 【電波時評】軸受や直動案内機器によるIoT化に注目

 生産現場のIoT化は、生産設備の稼働状況の「見える化」から始まるといわれるが、機械要素部品からの「見える化」へのアプローチが広がり始めた。

 その一つの手法として、代表的な機械要素部品である軸受(ベアリング)や直動案内機器の振動や音をセンシングし、収集データをデジタル化することで、装置の状態をPCやスマートフォンで「見える化」するプロセスが相次いで開発されている。

 収集したデジタルデータの微小な振動変化...  (つづく)