2022.08.31 【スマート工場EXPO特集】三菱電機3Dシミュレーターを展示、製造現場を再現し容易に検証

3Dシミュレーター「MELSOFT Gemini」の画面イメージ

 三菱電機は「第1回スマート工場EXPO秋」に出展し、フィジカルで培った経験と多種多様なFA機器の強みを生かし、デジタル空間上で製造現場を再現して、現場のPDCAをサポートする最新のソリューション・ソフトウエア製品群を提案する。

 3Dシミュレーター「MELSOFT Gemini(メルソフト ジェミニ)」はデジタル空間に3Dで生産設備・生産ラインを構築し、生産現場での業務プロセスを実機レスで容易に検証できるソフトウエア。シーケンサーやモーションなどの制御動作をシミュレーションするMELSOFTシミュレーターと連携し、デジタル空間に3Dで構築した生産設備・生産ラインの動作や制御などの事前検証を実現。実機レスで生産設備・生産ラインの立ち上げ時間を削減する。

 SCADAソフトウエア「GENESIS64」は、現場のデータを一元管理し、カスタマイズ性と操作性を両立した監視・制御ソフトウエア。工場のみならずビルや社会インフラなどの幅広い実績と高い信頼性により、あらゆる現場の見える化を促進する。

 データサイエンスツール「MELSOFT MaiLab」は専門知識や経験のない担当者でも分析と診断、制御パラメーター設定ができるようになるソフトウエアで、直感的なUIとAIで分析や学習モデルの作成、異常要因推定が可能になる。

 AI搭載映像分析ツール「GX VideoViewer Pro」はトラブル発生時にカメラ映像やデバイス状態から原因解析できるソフトウエア。

 8月31日には名古屋製作所・市岡裕嗣ソフトウエアシステム部長が「三菱電機ソフトウェア製品が創造するデジタルマニュファクチャリング」のテーマで講演を行う。