2022.09.01 【防災の日特集】ニチコン トライブリッド蓄電システムを投入 太陽電池やEV電池など連携
トライブリッド蓄電システムESS-T3シリーズ
ニチコンは、幅広い自然災害対応製品を市場投入している。
「トライブリッド蓄電システム」は、太陽電池、EV・PHVの電池、蓄電池を効率よく連携させることができる。連系出力5.9kW、自立出力5.9kVA、全負荷200V出力が標準仕様。大容量から小容量の蓄電容量を取りそろえる。蓄電池、V2Hシステムを増設できる。
「EVパワー・ステーション」は、EV・PHV・FCVに接続して家庭へ給電できる系統連系型V2Hシステム。家でEV・PHVを倍速充電できる。停電時にはEVなどの大容量電池に蓄えた電力を家庭で使える。「パワー・ムーバー」は、自動車の荷室に収納でき、簡単に持ち運べ、操作ができる外部給電器。出力4.5kW出力。緊急時や野外イベントなどでEV・PHV・FCVの電池から電力供給が可能。小型・軽量、3.0kW出力の「パワー・ムーバー ライト」を2021年にラインアップした。
公共・産業用蓄電システムは、太陽光発電とリチウムイオン電池を組み合わせ、非常時に系統から独立して自立運転できる。電力変換出力10~数百kW、蓄電池容量16~数百kWhから選択可能。通常はピークカット、ピークシフトに使用。全国の避難施設を中心に設置を進めている。
家庭用蓄電システムは4.1~16.6kWhをそろえる。停電時に自動で瞬時に蓄電システムからの給電に切り替わり、200VのエアコンやIH調理器も使える。自然災害補償10年。気象警報自動制御機能を搭載。EVパワー・ステーションと自動連携。太陽光発電電力の蓄電システム、EVへの蓄電も可能。小規模店舗、公共施設、マンションなどで手軽に使えるポータブル蓄電システムもそろえた。