近年、自然災害が多発し、これまで以上の備えが重要となる中、パナソニックは乾電池「EVOLTA（エボルタ）NEO（ネオ）」をはじめ、電池防災グッズを充実させ、「もしもの備え」の浸透に力を入れる。

　同社が20～60代の男女2000人に実施した意識調査「もしもの備え白書2022年版」によると、いつ自然災害が起きてもおかしくないと思う人は96％で、危機意識は高かった。ただ、災害への備えは、全くまたはどちらかといえばできていないを合わせて7割に上った。

　同社では日頃からの備えの重要さを訴えるだけでなく、充実した電池防災グッズを取りそろえるとともに、単3形アルカリ乾電池で世界一長持ちの乾電池エボルタNEOなど、高性能アルカリ乾電池エボルタシリーズの提案に注力する。

　シリーズ最上位モデルのエボルタNEOは、エボルタシリーズの特徴である高性能で長持ち、長期保存、液漏れ防止性能をより高めた。あらゆる利用環境で安心して使える。

　材料と工法、構造の全ての技術を見直し、過放電後のガス発生量を約30％削減して液漏れしにくい安全性を実現した。また、独自のエボルタNEO工法を開発して充塡（じゅうてん）量を増やし、長持ち性能を向上。さらに薄く頑丈な構造で長期保存を可能にした。

　これらの新技術で、小電流から中電流、大電流までの幅広い電流域でエボルタの性能を上回り、長持ち性能が約10％アップ。「世界一長もちする単3形アルカリ乾電池」としてギネス世界記録に認定されている。

　同社では高性能な乾電池の開発にとどまらず、日常使いでも役立つ多岐にわたる電池防災グッズを充実させている。停電時に重宝するLEDライトでは、単1形～単4形の電池どれでも1本で使用できる「電池がどれでもライト」が好評だ。

　ほかにも、停電時にモバイルバッテリーとしても使えるUSB入出力付き急速充電器や両手が自由に使えて便利なLEDネックライト、球ランタン、でかランタンなど、充実した商品群で防災・備災に対応する。