ファーウェイは、世界のICT業界向けのフラッグシップイベント「HUAWEI CONNECT 2022」を19日、バンコクのQSNCCで開催した。開催期間は21日まで。

　第7回目となる今年は「Unleash Digital（デジタルの力を解き放て）」がテーマ。世界中からICT業界のリーダー、専門家、パートナーなど、さまざまな業界から1万人を超える参加が見込まれる。

　同イベントはバンコクを皮切りに、10月にドバイとパリ、11月に深圳で開催を予定している。最初の開催となるバンコクでは二つの基調講演セッション、六つのサミット、複数のセミナーとデモが行っている。

　基調講演では、同社のケン・フー会長がすべての業界のDX（デジタルトランスフォーメーション）の課題（ボトルネック）を打破するために、①より強力で多様なコンピューティングリソースなど、デジタルインフラストラクチャーの強化②クラウドを最大限に活用できるように支援③パートナー開発、デジタル人材強化、中小企業へのサポート提供など、より強力なデジタルエコシステムの構築の三つを挙げた。

　DXにおける政府と企業が直面する課題について、同社のデジタルインフラストラクチャーや最新のクラウドサービス、エコシステムパートナーソリューションを提供する。

　また、今後さらにデジタル化が進むにつれて、非常に多くの可能性があるとし、「今回のイベントは、お互いの経験を共有し、アイデアを交換する絶好の機会を提供する。まだ課題はたくさんあるが、共に頑張れば成長できる」と強調した。

（22日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します）