2022.09.26 【九州・山口産業特集】サトーパーツが「インフラ技術産業EXPO」出展、スクリューレス基板用端子台・専用工具不要で結線、ボタンカラー8色で展開
カラーバリエーションで視認性向上(ML-700NH)
「インフラ技術産業EXPO」に出展するサトーパーツは、「結線を時短で」をコンセプトに、注目製品としてスクリューレス基板用端子台ML-700、ML-800シリーズの提案を行う。
拡大するエレクトロニクス産業の中で、同社の製品は社会インフラを中心に、各分野で幅広く採用されている。技術革新に合わせた新製品を開発、安定した品質を提供し、信頼を得ている。
社会インフラは物流やエネルギー、交通、工場設備など多岐にわたる一方、常時機能を維持するために、ETCゲートなどは深夜から朝までといった短時間の突貫工事が意外と多い。
同社の製品は迅速な工事が必要とされるテーマパークなどでも使われ、素早い対応が必要な分野で活用されている。
今回注目のスクリューレス端子台は、専用工具不要で単線・撚線が結線できる。センサー線や信号線などで使用されるML-700、ML-800シリーズは視認性の向上へ、電線などのカラーに合わせやすいようボタンカラーを8色で展開している。
カラーバリエーションは青、緑、黄、赤、茶、黒、白、灰色で、目で見てすぐ分かるボタンカラーは誤配線を防止し、作業効率アップにつながる。省力化対策として時短を可能にするとともに、小ロットから対応できるのが強みだ。
最近は小ロットへのニーズも高くなっており、同社ではいち早くカラーバリエーションの小ロットにも対応している。
会場ではスクリューレス端子台の簡単結線体験コーナーも設けてあり、「実際にカラーバリエーションを見てほしい」(同社)としている。
このほか会場では、スクリューレス中継端子台(SL-4000、SL-4500、ML-7000)、連結が可能で一目で分かる溶断表示機能付きヒューズホルダー、現場での機器の保全・点検・試験などでの使用に外れにくいパワークリップ、現場で付け替えができるチップジャックなど、地味なストレスを解消でき、時短・効率アップにつながるラインアップを展示する。
求められるスピードに迅速に対応できる幅広い製品を網羅することで、社会インフラに貢献していく。