2022.09.28 【関西エレクトロニクス産業特集】中長期的成長へESG経営に全力 円安や素材高騰など厳しい環境下で業績維持・挽回へ対策

大阪・関西万博を控え、新しい技術によるイノベーション創出への期待は高い

 関西地区のエレクトロニクス業界では、依然として収まらない新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、ウィズコロナ、アフターコロナをベースに、中長期的に持続的な成長を目指してESG経営に全力を注ぐ。一方、足元の景気は円安、素材高騰などの諸情勢を反映して厳しく、業績維持・挽回に向けた対策を強めている。

 2022年度に入っても、依然として続くコロナ禍による影響とともに、混沌(こんとん)を極めるウクライナ情勢に伴うエネルギー危機、さ...  (つづく)