2022.10.07 車の電動化で「アクスル」に期待 日立アステモや住ベ、ファーウェイも

日立アステモがホンダに提供する電動アクスルのイメージ(提供=同社)

 電動車などの環境対応車の動きが加速する中、モーターやインバーターなどを一体化させた「電動アクスル」を巡る動きが活発になっている。日立アステモは、ホンダのEV向けの電動アクスルを受注したと発表。電動化事業に対し、2025年度までに研究開発費を含め3000億円の投資を予定する。

 「異業種」と思える分野からも盛ん。住友ベークライトは培ってきた樹脂技術を生かし、顧客に提案している。データ取得を共に進め、設計・開発段階からのコラボを目指している。

 ファーウェイも先日、電動アクスルを展示会で披露し、注目された。通信事業者としての印象が強いが、自動運転やEV関連の技術開発も進めているという。通信技術と融合させる形で、自動車のパワートレイン関連にも取り組んでいるもようだ。
(10月10日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)