2022.11.02 名古屋市立大とウシオ電機 308ナノメートルのLED光源搭載 皮膚疾患向け紫外線治療器を開発

ウシオ電機製の新紫外線治療器

 名古屋市立大学とウシオ電機は、国産初の波長308ナノメートルの紫外線LED光源を搭載する皮膚疾患向け紫外線治療器を共同で開発。ウシオ電機が先月19日、医療機関向けに直販を開始した。共同開発した名古屋市立大医学部の森田明理教授は「多くの難治性皮膚疾患の治療に新たな光が加わった」と語る。

 両者が2008年に共同開発したランプ光源方式の「エキシマライト光線療法機器」は、皮膚の適用疾患に対する高い治療効果と安全性が評価され、現在、世...  (つづく)