2022.11.02 オリンパスがディスポーザブル把持鉗子を発売 大腸がん治療などをサポート

FlexLifter

 オリンパスは、ディスポーザブル把持鉗子(かんし)「FlexLifter(フレックスリフター)」を国内で発売した。早期の大腸がんにも適用可能な内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)で使用するもの。視野の確保と安定した切除をサポートし、より効率的で安全な手技に貢献する。

 早期の大腸がんなどの治療では、開腹手術に比べ患者の負担が少ない低侵襲な治療としてESDが広がっている。ただ、高度な内視鏡技術を要することに加え、長時間にわたる手技が課...  (つづく)