2022.11.04 きんでんが「第52回技術・技能発表大会」、支店代表チームが技能磨く

7チーム計14人の選手が出場した電力通信工事の部

7チーム計56人の選手が出場した配電工事の部7チーム計56人の選手が出場した配電工事の部

 きんでんは10月26日、研修施設のきんでん学園(兵庫県西宮市)で「第52回技術・技能発表大会」を開催した。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2年ぶりの開催となった。出場選手、同社役員、招待客、大会関係者ら約500人が集った。前回の大会と同様、会場に足を運べない関係者にはライブ配信した。

 また、技術発表会場を設け、開発品を展示。記録映像で施工事例を紹介した。

 技能競技結果は、最優秀賞が配電工事の部で京都支店、電力通信工事の部で神戸支店が受賞した。優秀賞は同和歌山支店、同姫路支店、優良賞は同奈良支店、同京都支店が受賞した。

 長年培った安全と品質の向上とその伝承を目的に、近畿地区7支店(滋賀/中央/和歌山/奈良/神戸/姫路/京都)の各代表チームが年1回、配電工事の部、電力通信工事の部の2部門で技能を競っている。

 今年は配電工事の部に1チーム8人構成で、7チーム計56人が出場。作業時間120分で、お客さま設備の新設に伴う高低圧装柱変更工事ならびに臨時設備の撤去工事などを行った。

 電力通信工事の部は、協力会社作業員の比率が高いことから、部門全体の意欲と技能向上を図るため、初めて協力会社作業員が出場した。各支店1チーム2人構成で、7チーム計14人が出場。作業時間80分で、FTTHの新規お客さま申し込みに伴う、ドロップケーブル引き込みから宅内開通試験までの一連の作業技能を競った。

 開会あいさつに立った大会会長の西村博取締役常務執行役員電力本部長は「出場される皆さんは、それぞれの支店を代表して、さまざまな思いを持って参加していると思う。日々磨いてきた技能とチームワーク、安全・品質を大いに披露して、見ている者に安心と満足を与えるような素晴らしい大会になることを願う」と述べた。