2022.11.16 【EdgeTech+ 特集】COMPUTEX2023 アジア最大級のICT見本市、来年リアル開催 デジタル社会を支える台湾の最新技術を紹介

COMPUTEX2022の様子

 アジア最大のICT見本市「COMPUTEX2023」が2023年5月30日~6月2日の間、台北南港展示ホールでリアル見本市として開催される。

 主催者の中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は「コンピューター産業の絶え間ない技術革新がさまざまな課題を払拭しDXを加速する」とし、「台湾が世界市場で果たす役割にもスポットライトが当てられるだろう」と述べる。

 COMPUTEX2023では〝ともに無限の可能性を〟のコンセプトのもと、この見本市が未来にわたる無限の可能性の創生に貢献することを目指して高性能コンピューティング、人工知能(AI)、次世代通信、XR、革新的スタートアップ企業およびサステナビリティーの六つのテーマにスポットを当て、半導体、先端コミュニケーション&ネットワーキング、IoE、ゲーム&メタバース、システム&ソリューションおよびInnoVEXなどに分けられた展示エリアに、台湾や海外から1100社の出展と3万人の来場を見込む。

 会期中に開催される基調講演では、世界のIT関連トップ企業がテクノロジーに関する最新情報について講演を行う。参加者にとって、今後の技術動向に関する見識を得る場となるだろう。

 また、フォーラムでは半導体やAIをはじめ次世代通信やグリーンエネルギーによるサステナビリティー、Web3.0などの分野に焦点が当てられる。

 COMPUTEX2023ではガイド付きツアーなど、さまざまな交流の場を設ける。〝COMPUTEX TECH TALK〟では、出展者の最新の展示品を紹介。業界のトレンドを共有する絶好の場となる。

 もう一つの目玉は、台湾国内外のスタートアップチームに対して提供されるアピールの場である「スタートアップ・ピッチ&デモ」だ。これらの催しをうまく活用して出展者、来場者双方にとって実りのある場になることを目指す。

 同展示会の登録に関する詳細はonline registration linkで確認できる。