2022.12.01 モビリティーからフードテックまで集結 CESの見どころメディア向け紹介

昨年の会場のもよう(©CTA)

 世界最大級のテック関連の展示会・見本市「CES 2023」が来年1月に、米ラスベガスで開幕するのを前に、見どころの一部を紹介するメディアプレビューが11月30日(日本時間12月1日未明)、オンラインで開かれた。

 主催者である全米民生技術協会(CTA)のゲイリー・シャピロ会長らが登壇。「今や北米最大級の自動車関連の展示会にもなったが、自動車だけではない」(CTA)とし、モビリティーの進化や、デジタルヘルス、フードテック、Web3.0、メタバースなど目玉分野を紹介した。

 またカンファレンスも多彩で、中でも政治関連のセッションも特徴の一つ。テックと政治の関わりなどが議論される。国際宇宙ステーション関連の企画もある。

 シャピロ会長は「イノベーションに触れ、五感で感じてもらえる。セレンディピティ(偶発的な出会いや発見)がある」とアピールした。さらに、「実際に足を運べる人ばかりではないだけに、デジタルプラットホームに力を入れている」(同)と訴求した。

 大手テック企業から自動車、半導体メーカーまで、多彩な業種が出展する。

(2日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)