2023.01.01 日立システムズ、残留塩素濃度を遠隔監視 クラウド経由の新サービス追加

 日立システムズは、水インフラ監視サービス「CYDEEN」に、クラウド経由で配水小管の残留塩素濃度を遠隔監視できる機能を追加した。水道管内に長く停滞する水によって残留塩素濃度が低下し、水質悪化が懸念される場所の測定作業を自動化し、省力化につなげる。2024年度までに累計15億円の売り上げを目指す。

 人口減少や土地利用の変更などにより水需要は減少傾向にあり、水の停滞による残留塩素濃度低下が発生しやすくなっている。一方で、水道法に...  (つづく)