2023.01.05 23年 各社の年頭訓示 情報通信〈2〉
「みたい」に応える
コニカミノルタ・大幸利充社長 2023年、当社は創業150年という節目の年を迎えた。人間の目に見えないものの見える化まで、人々の「みたい」に応えながら、社会に新しい価値を創造してきた。この150年の節目を新たなスタートと位置づけ、創業以来培ってきたイメージングの力を生かし、人々や社会の持続的な成長に貢献していくために歩みを進めていく。
成功を分かち合う
コニカミノルタジャパン・大須賀健社長 2023年、コニカミノルタは創業150年という節目の年を迎えた。また、コニカミノルタジャパンはヘルスケアにおけるお客様との接点をルーツとし、設立満75年をあわせて迎えた。世界の潮流や変化に合わせ、お客様のビジョンを共に見つめ、皆さまが実現したいことに寄り添い伴走する為に、進化を続けてきた。今後もお客様にご提供する価値を研ぎ澄まし、皆さまと成功を分かち合う企業でありたい。
ビジネスDX提供
富士フイルムビジネスイノベーション・浜直樹社長 当社は、お客様のビジネス変革を支援する「ビジネスイノベーションパートナー」となることを目標に掲げている。2023年は事業の主軸をより一層「ビジネスDX」にシフトする。「ビジネスDX」の提供を通じ、お客様の多様な働き方や業務プロセス全体の最適化を支援することで、ビジネス変革に貢献し、パートナーとしてともに成長していきたい。
企業の生産性貢献
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン・旗生泰一社長 2023年は、「ビジネスDX」をキーワードに、複合機をお客さま業務のポータルと位置づけ、デジタル技術を活用した業務プロセスの改善に加え、業務運営の基盤となるITインフラの最適化に注力してきた。今後も、最新の法改正への対応やセキュリティー対策、業務効率化など、最適なソリューションを通じて、企業の生産性や業務品質の向上に貢献したい。
経営構想早期実現
キヤノンマーケティングジャパン・足立正親社長 本年は、昨年までの成長の勢いを維持し、長期経営構想の経営指標の早期実現に向けて挑戦する年となる。当社グループの持続的成長に向けた経営基盤の強化のため、人材の高度化と社員エンゲージメントを中心とする人的資本の強化、さらに成長投資の加速に向けた事業投資やシステム投資を着実にお客様の課題解決のため活用し、早期実現を成し遂げたい。
ネットサービス拡充
インターネットイニシアティブ・勝栄二郎社長 インターネットは、データを利活用するための基盤としてさらに重要な役割が求められている。高い技術力を最大限に生かし、高品質なインターネット接続サービスを中心に、ネットワークサービス・クラウドサービスをさらに拡充することで、お客様がデータの収集・蓄積・分析をより容易に円滑に進めることができる環境を提供していく。
価値共創に注力
日本IBM・山口明夫社長 重点的に価値共創に注力する領域として「ITシステムの安定稼働」「テクノロジーを活用したDX」「サステナビリティー・ソリューション」「先端テクノロジーの研究開発と社会実装」「IT/AI人材の育成と活躍の場」を定めた。本年はこの5領域で社会課題解決やより良い世界の創造に貢献していく。
人と技術に積極投資
さくらインターネット・田中邦裕社長 社員のITリテラシーを高めるため教育分野を強化したい。「人」を主軸に考えた上で、クラウドサービスに投資し物理基盤サービス事業からの転換が順調に進んでいる。日本のクラウド事業者が存在感を示していくには「技術」への投資も重要。23年は人と技術に積極投資しさらなる成長につなげていきたい。
新たな変革生み出す
内田洋行・大久保昇社長 当社グループ113年の歴史をひもとけば「働き方変革」「学び方変革」の法人市場、公共文教市場に事業のリソースを集中し特色あるビジネスが育成されてきた。このリソースを最大限生かすには我々自身の新たな組み合わせを生み出すことが鍵になる。社会のスマート化実現に向け、グループ全体で新たなトランスフォームを推進していく。
未来へ価値創造
NTT東日本・澁谷直樹社長 通信分野だけでなくスマート農業やドローンなどの非通信分野でも地域循環型社会への転換に挑戦してきた。高機能ネットワークサービス拡大や自治体などと連携し地域社会のDX化も進めてきた。2023年は未来を見据えて価値創造する「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」として進化していきたい。