2023.01.11 【電子部品総合特集】全国電子部品流通連合会各地区協議会23年度取り組み 近畿電子部品卸商組合(KEP)江見 佳之理事長
江見 理事長
リアルの活動と賛助会員増へ
昨年の6月にKEPの通常総会で前理事長の岡本弘相談役からバトンを受けて理事長に就任した。
歴代の理事長が築いてきた伝統や歴史に感謝をしつつ、重責も感じている。現職に就いて半年が経過したが、振り返ると各副理事長など役員と意見交換をしながら取り組みを推進した。半年間ではオンラインを活用しながらリアルの定例会も開催した。
KEPでは定例会を開催し、意見交換を行いながら経営者や各分野の現場担当者向けのセミナーを開催している。昨年9月にはリアルとWebを組み合わせたハイブリッド型で実施。Webのメリットを生かし、CSEPなど他エリアのJEP会員にも参加してもらった。11月にはリアルのみで開催。久しぶりに顔を会せて会話ができたこともあり参加者から好評を得た。
今年はリアルの情報交換の場を増やし、岡本相談役が推進してきた定例会の開催を引き続き行う。1月には理事会と賀詞交換会を開催する予定。新型コロナ感染症の状況も見ながらリアルの場で情報を共有する。3月にはCEPとの交流も兼ねた視察会を行う予定。愛知企業の工場見学を行い、CEP会員とも情報を共有する。
会員や賛助会員など仲間も増やしたい。昨年10月には会員、賛助会員ともに1社増えた。KEPに加盟してよかったと感じてもらえる活動を推進する。
世界情勢を含め今年の市場は見通しにくい。リアルの活動を大切にして賛助会員と共に会員企業の経営活性化につなげたい。