2023.01.30 【電波時評】問われる春闘の在り方、働き方の多様化で
2023年の春季労使交渉(春闘)のシーズンが到来した。足元の急速な物価上昇を受けて、従来以上に賃上げの行方に注目が集まりそうだ。一方で、人手不足に伴う人材争奪戦の激化を背景に多様な働き方で有能人材をつなぎ止める動きも広がっており、横並び交渉の在り方も問われようとしている。
日立製作所や東芝など電機メーカーの労働組合で組織する電機連合が26日、東京都内で中央委員会を開き、今春闘の統一要求方針を決定。基本給のベースアップ(ベア... (つづく)