2023.02.07 IDEC、4~12月連結は業績最高

 IDECの2023年3月期第3四半期(22年4~12月)連結決算は、累計の売上高、利益は全て2期連続の過去最高更新となった。計画に対しても全て上回った。

 また、四半期ベースで3Qとしての売上高、利益も、前四半期に続き2・四半期連続の過去最高更新。3Qの粗利率も46.6%と過去最高を更新した。3Q営業利益率18.5%は2Q19.1%に次ぐ2番目の高水準。

 舩木俊之会長兼社長は「非常に景気が良く、受注も好調に推移した。受注は中国の受注が減り、ここにきて落ち着いてきたが、1Q400億円を超えていた受注残高は3Q末でも358億円あり、キャンセル、納入延期もない。今期計画している業績には何の影響もない」と説明した。

 通期連結業績は2022年9月の2期連続の過去最高更新の売上高、利益の上方修正予想を据え置いたが「4Qの受注を3Qより落ち1Q並みとかなり保守的に捉えているが、公表数値よりは上振れする」(西山嘉彦執行役員)とみている。