2023.02.08 NECと慶応大、防災の投資活性化へ共創 将来のCO₂抑制量を金融商品化
抑制できるCO₂を金融商品化し防災への投資を促す「潜在カーボンクレジット」の概念(出所:NEC)
NECと慶応義塾大学は6日、防災の取り組みにより二酸化炭素(CO₂)をどれだけ抑制したかを算出し、金融商品化する新事業「潜在カーボンクレジット」に共同で取り組むと発表した。自然災害が発生した際、防災対策を実施していたことで建築物やインフラの再建を回避した場合に、どの程度CO₂の排出が抑えられるか推測。抑制量に応じてインセンティブが働くファイナンスの仕組みの構築を目指す。
地球温暖化により水害や森林火災などの自然災害が激甚化す... (つづく)