2023.02.14 【省エネ大賞特集】パナソニック 「エオリア」23年度モデルLXシリーズ 省エネルギーセンター会長賞

エオリア2023年度モデルLXシリーズ

独自のエネチャージ機能で貢献

 パナソニックは、ルームエアコン「エオリア」23年度フラッグシップモデルLXシリーズ(2.2kW~9.0kW)が製品・ビジネスモデル部門で省エネルギーセンター会長賞を受賞した。

 今年度家庭用ルームエアコンとしては唯一の受賞で、エオリアの省エネ大賞は昨年に続き2年連続の受賞となっている。

 「新呼吸エアコン(人も家も呼吸する)」エオリア23年モデルLXシリーズは、エネチャージ機能搭載やナノイーX(48兆)搭載、給気・排気換気搭載など省エネ・快適性を高め、人も空間も健やかにする。

 同社独自のエネチャージ機能は、コンプレッサーの排熱を蓄熱し、暖房および冷房に再利用する技術。今まで捨てられていた熱を有効に活用することで、省エネ性に大きく貢献する。

 エネチャージを活用した「エネチャージ極上冷房」では、排熱を安定運転時に活用し、温湿度を保ちながら省エネ・快適冷房を実現、従来モデルと比較して消費電力は10%抑えられる。

 新搭載の「しっとり冷房」では、湿度制御により、冷え過ぎない優しい冷房運転が可能で、この場合には通常冷房と比べて15%の省エネを実現する。

 「エネチャージ極上暖房」も、排熱を活用し、省エネを保ちながら霜取り中も暖房が止まらない「ノンストップ暖房」を実現する。エネチャージを使った霜取りの場合、コンプレッサーにためた熱を使うため、霜取り中でも温度は下がらず、室温低下は1度以下に抑えられる。

 また、エアコン暖房の不満点である「乾燥」について、LXシリーズには室外機に外気の水分を効率よく吸着する高分子収着材を搭載し、給水フリー加湿を実現する。高分子収着材は、ゼオライトと比べ最大約5倍の吸水量を持っており、効率よく加湿できる。