2023.03.10 ミッドタウン八重洲オープン 最新のDXやGX盛り込む 文具など初出店ブランドも多数

スポーツ団体の「TOKYO UNITE」発起人として北島康介さん(左)も登場したテープカット

 東京駅前の新しいランドマークになる「東京ミッドタウン八重洲」が10日午前、グランドオープン(全面開業)した。「ミッドタウン」は東京都内で六本木、日比谷に続き3カ所目。

 施設の中心になるのは地上45階建て、高さ約240メートルの「八重洲セントラルタワー」。7~38階部分がオフィスに充てられ、ダイキン工業や三井化学など有力各社も入居。ロボットやタッチレス、AI防犯カメラ、メタバース会議室の設置など、最新のデジタル技術も盛り込み「リアルエステート・アズ・ア・サービス」、サービスとしての不動産を掲げる。

 働き方改革、リモートワーク普及などでオフィスのあり方が探られる中、DXで付加価値をつけていく。BCPサポートのためのエネルギーシステム、EV充電器などGXの仕掛けも盛り込んだ。

 テナントでは、エリア初お目見えの店も多数。日東電工グループでコンシューマー向け製品を扱うニトムズは、ステーショナリー(文房具)ショップとして「STALOGY」ブランドの関東唯一の直営店。ワーカーを後押しする。

 セレモニーでは、三井不動産の菰田正信社長らがテープカット。商業施設のオープン前から来場者が並ぶ盛況ぶりだった。
(14日の電波新聞・電波新聞デジタルで詳報予定です)