2023.03.16 東京ガスとSCREENホールディングス 電解質膜の大型化に成功 水素製造を後押し
開発された800平方センチメートルサイズの水電解用CCM
東京ガスとSCREENホールディングス(HD)は15日、水素製造関連で注目されるPEM(プロトン交換膜)水電解用セルスタックについて、高性能化につながる電解質膜(水電解用CCM)の大型化に成功、高速量産化技術を確立したと発表した。電極面積800平方センチメートルを実現した。
両社は共同で、グリーン水素製造用水電解装置の中核部品である低コストセルスタックの高速生産技術開発に取り組んできた。課題は電極にクラックや触媒の凝集などが... (つづく)