2023.03.23 病院や物流倉庫のスマート化をロボで ZMP社長が語る未来図

同社のサイトから

 ロボット開発を進める新興、ZMP(東京都文京区)は、自動配送ロボットなどを軸に、さらに自動運転や病院向けの省人化ソリューションなども進めている。2001年の創業から20年余り。谷口社長は「省人化、非接触ニーズも高まっている。ロボットをさらに活躍させ、人々の生活に役立て、より豊かにしていく」と展望する。

 今後の柱の一つは、公道での実装が近づいている自動配送ロボ。さらに、電動のフォークリフトが普及する中、物流倉庫の大型化に対応するロボも注力する。

 また、「病院内の自動化、スマートホスピタルも進めたい」。病院は多くの患者に人手をかけて対応しており、スマート化が遅れているためだ。「配膳やさまざまなカートの自動配送などで自動化ができれば、医療従事者はより重要な仕事に専念できる」とみる。

 このほか、中国や東南アジア、欧州などの拠点の展開も、インタビューで語った。

(24日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)