インテル共同創業者ゴードン・ムーア氏の訃報を受け、多くのテック企業の活躍する土壌を作った氏への追悼の声も相次いでいる。

　アップルのティム・クックCEOは、ツイッターで「シリコンバレーの建国の父の1人であり、技術革命への道を開くのに貢献した真のビジョナリー」と惜しんだ。

　また、27日に国産初の量子コンピューターの会見に臨んだ理化学研究所の中村泰信氏は「一つの時代の節目に感じる。私が学生だった30年ほど前の当時も、ムーアの法則はもうすぐ終わると言われてきたが、驚くべきことに（半導体は）さらに進化を続けてきた」と振り返った。

　その上で、「人類の解きたい課題は尽きることがない」と、「進化」のバトンを量子技術でさらにつなぐことを展望した。
（3月28日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します）