2020.02.04 【コネクタ総合特集】中国・米国の営業体制を強化

グローバル展開

 コネクタ各社のグローバル展開が加速している。

 「売上高に占める海外売上高比率(連結ベース・20年度計画)」の質問では、回答9社と母数は少ないが、3分の2の6社が「40%以上」と回答。「70%以上」と答えた企業も2社見られた。

 「20年度海外売上高計画(19年度見込み比)」では、回答9社で最も多かったのは「10%未満の増」とした4社。全体では3分の2の企業が「増」と回答した。

 「今後営業体制を強化する国や地域」についての質問(複数回答)では、最も多かったのは「中国」の55ポイント。2番目は「米国」で46ポイントで続いた。以下、ドイツ、台湾、タイ、インド、メキシコの順となっている。

 最近は米中貿易摩擦激化や米中の技術覇権争いなどで中国市場の不透明感が強まっているが、コネクタメーカー各社の中国市場重視の姿勢に変化は見られていない。