2023.04.20 ラピダス 試作ライン構築し27年量産へ ファブ増設で国際競争力強化 独自のプロセスなど開発

事業の進展や展望を語る小池社長

 国産の先端半導体量産を目指すラピダス(東京都千代田区)の小池淳義社長は19日、東京都内の本社で電波新聞社などの取材に応じ、2025年までに試作(パイロット)ラインを構築し、27年に量産を開始する考えを示した。北海道千歳市でファブを複数構え、2ナノメートルの半導体生産技術を確立させる。「台湾TSMCなどとは違い、汎用(はんよう)品ではなく、価値を生み出したい」とした。工場は4棟前後まで増やす可能性も示した。

 ファブには、IIM...  (つづく)