2023.04.19 アンカーが北海道に初の直営店、USBタイプCの新プロジェクトも始動
USBタイプCの普及を後押しするプロジェクトを始動
モバイルバッテリーなどを手掛けるアンカー・ジャパンが、国内20店舗目となる直営店を北海道に出店する。北海道への出店は初。東京都内で開催した19日の発表会で、猿渡歩代表取締役CEOは「関東より北部は店舗がなかった。(今回の出店で)北は北海道から南は九州まで、実際に製品を手に取ってもらえる場所を整えることができた」と胸を張った。
28日にオープンする「Anker Store札幌ステラプレイス」(札幌市中央区)はJR札幌駅に直結の好立地に出店。アンカーグループの約200製品を展示し、複数のモバイルプロジェクターを同時投影して比較検討できるシアタースペースなども設ける。
店舗を使った新たなキャンペーンも仕掛ける。昨年、欧州連合(EU)では、2024年秋までにスマートフォンなどの充電端子をUSBタイプCに統一する議案が可決された。これを受けてアンカーは、USBタイプCを軸に充電関連製品をまとめることによる環境負荷低減を目指し、「タイプCならAnker」プロジェクトを始動した。
第一弾として今月20日から5月21日まで、USBタイプA搭載製品やモバイルバッテリーなどの充電関連製品を直営店に持ち込むと、店内のUSBタイプC製品を1割引きで買えるキャンペーンを行う。他社製品も対象で、USBタイプCの普及を後押ししたい考えだ。